2011-05-01
028片男波のいえ
■ カゾクのキョリ
- 斜めのBOXの変化のある外観
- 緑のある外観
- 周辺環境に配慮した外観
- 外観夕景
- スギ型枠打ち放しの門
- ナチュラルな空間
- 木のぬくもりのある空間
- サーフィン好きなご主人
- 屋外デッキ
- 爽やかな洗面
- 子どもたちの空間
- ロフトはご主人の隠れ家
- 所在地:和歌山市
- 敷地面積:158.68㎡(77.67坪)
- 延床面積:115.58㎡(40.58坪)
- 構造規模:木造2階建て
- 工事費:約2500万円
- 竣工:2011/5
- 施工:有限会社テラマエ建設
30歳代のご夫婦と子ども3人のための住宅。
家づくりのスタートに頂いた資料に、「家づくりで大切にしたいこと」と題したご夫婦の家づくりに関する想いがつまった7つのご要望を頂きました。
その想いに答えながら計画するに当たって大事にしたことは、「家族の距離」。やんちゃ盛りの男のお子さん2人がのびのびと育っていく中で、籠ってしまうことのないようにオープンなプランとすることや、簡単な外作業ができるデッキをLDKに面して配置し、常に家族の気配を感じられるように配慮しました。
あとは、自然素材をコストとのバランスを考えながら、床は杉無垢板やリノリウム、壁は紙クロスを使用しています。
もうひとつ、この家の特徴として上げられるのは、地元木材の紀州熊野材を使用した梁や柱を化粧材として見せ、木の温もりがある空間です。特に2階の子ども室の天井には垂木をリズムよく配置し、まるでおなかの中にいるような安心感が感じられるようにデザインしました。
工事中に誕生した第3子とともに、クライアント家族がここで仲良く育っていってもらえれば。
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