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2014-03-01

051鳴神のいえ

■ 最小限の家

□設計から引越しまでの記録

 

  • 所在地:和歌山市
  • 敷地面積:98.02㎡(29.65坪)
  • 延床面積:42.00㎡(12.71坪)
  • 構造規模:木造平屋建て
  • 工事費:約1300万円
  • 竣工:2014/3
  • 施工:有限会社武田建設

ユニバーサルデザイン・・・老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設のこと。
クライアントは遠方に住んでいるのだが、親御さんの今後肢体を思うように動かせなくなった時の事を考えての実家の建替えでした。
ということで、今回のテーマは『ユニバーサルデザイン』
既製のバリアフリー器具の可動範囲や巾、そして介護のし易さを考えて廊下やトイレ、浴室などを設えた。
一般解にはならないと思うが、威厳や見栄をはることなく必要にして十分な室を最小限にして生活を愉しみつつ、近い将来の生活の変化に対応できるようにしている。
外観は、西日の強い地域なので、通風もとりながらも日射を遮る木製のルーバーが印象的。これば前面道路からの視線も同時に遮ることができ、アクセントとなっている。

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