012湊紺屋町のいえ

■ 2階リビングの家

□設計から引越しまでの記録


 

  • 所在地:和歌山市
  • 敷地面積:87.34㎡(26.42坪)
  • 延床面積:117.05㎡(35.41坪)
  • 構造規模:木造2階建て
  • 工事費:約2100万円
  • 竣工:2009/11
  • 施工:有限会社 武田建設

 

30歳代のご夫婦と子ども2人のための住宅。
「土地探しの旅」から始まった家づくりは完成まで約2年半を費やし、今まで設計させて頂いた住宅の中で最長期間となった。それもクライアントが家づくりに対して真面目にそして粘り強く考えられていた結果でしょう。
約26坪という和歌山では狭小地と言われる敷地と建てこんだ周辺環境から1階にピロティを設け、2階にLDKを配置したプランは薄暗くなりがちな日常生活の場に光と風を取り込むことができます。各部分の工夫は、見学して頂いた「北勢田のいえ」を踏襲し再現した。
ナチュラルでシンプルな空間でクライアント家族の新しい生活がまた始まります。

025中黒のいえ_計画

■ 分譲地に建つ2階リビングの家

 

  • 敷地面積:145.11㎡(43.90坪)
  • 延床面積:123.39㎡(37.33坪)
  • 構造規模:木造2階建て

 
新興分譲地での住宅の計画。
ある程度の敷地の広さを確保できる分譲地ですが、よく考えると周辺は家ばかり。当然人の目線など同じ高さになってしまい、結局はカーテンや雨戸を締めきったり、せっかく庭に作ったデッキにもあまり出なかったりして・・・。
だったら、思い切って2階リビングってのはどうでしょう?というのが、この住宅の計画。
メリット・デメリットははっきりしますが、合理的で自分たちの空間ができると言うのは、とても良いと思うのですが。

013黒土のいえ

■ 中庭がある家

□設計から引越しまでの記録

 

  • 所在地:紀の川市
  • 敷地面積:403.78㎡(122.14坪)
  • 延床面積:119.24㎡(36.06坪)
  • 構造規模:木造平屋建て
  • 工事費:約2500万円
  • 竣工:2009/6
  • 施工:株式会社匠アトリエフォー

 

30歳代のご夫婦と子ども2人のための住宅。
広い敷地に建つ中庭があるこの平屋住宅は、中庭を中心としたプランで「家族だけの青い空・白い雲」を手にいれることができ、外部を内部に・内部を外部に取り込む曖昧な空間が得られる。
プライベートとパブリックを分けたプランは、明快でその間にある中庭を通じてアプローチできるので日々の生活にも楽しさを生み出してくれるでしょう。
気持ちのよい、ナチュラルでシンプルな空間を提供している。

018湯浅のいえ_計画

■ 吹抜けのある家

 

  • 敷地面積:183.94㎡(55.64坪)
  • 延床面積:118.84㎡(35.95坪)
  • 構造規模:木造2階建て

 
吹抜空間をもった住宅の計画。
キモチのイイ空間を演出するためのひとつの手法である吹抜を採用し、一体空間を構成しています。
醤油の街として有名な湯浅ということで、遊び心もあって醤油の色を外観の差し色としています。白と醤油の色がモダンな雰囲気を出しています。

008大黒柱のある家

■ 家族の中心

□設計から引越しまでの記録


 

  • 所在地:岩出市
  • 敷地面積:188.43㎡(57.00坪)
  • 延床面積:131.25㎡(39.70坪)
  • 構造規模:木造2階建て
  • 工事費:約2600万円
  • 竣工:2009/1
  • 施工:有限会社 武田建設

 

30歳代のご夫婦と子どもさんのための住宅。
この家の特徴は、広いLDK空間にある一本の大黒柱。大黒柱は日本家屋の中心的な存在として家を支える柱の意味で、<一家の大黒柱>と擬人化して家族の中心であるおとうさんを示すことは昔の話。でも、その大黒柱を家の中心に配置して、クライアントの家族像を表現しています。
紀州熊野材を大工の木組みで行い、シンプルでナチュラルな空間は楽工舎デザインの象徴的な住宅である。

019中島のいえ_計画

■ 趣味のバイクと暮らす小住宅

 

  • 敷地面積:183.94㎡(55.64坪)
  • 延床面積:118.84㎡(35.95坪)
  • 構造規模:木造2階建て

 
市街地に建つ小住宅の計画。
限られた敷地へコンパクトにまとめた住宅を配置しているが、リビングから趣味のオートバイを眺めることができる車庫をも併せ持っている。
室内は落ち着いた空間を演出するためにダーク色でまとめたり、畳敷きのリビングは和の伝統を重んじている。

016東渋田のいえ_計画

■ 自然と共に暮らす住宅

 

  • 敷地面積:991.86㎡(300.04坪)
  • 延床面積:260.37㎡(78.76坪)
  • 構造規模:木造平屋建て

 
閑静な環境に建つ住宅の計画。
広い敷地全体を使い家族だけの自然を建物に取り込むように計画した。南北に開いた開口部はにはそれぞれデッキを設え、内と外との区切りを曖昧にすることができ、気持ちのいい中間期には窓を空けて自然と一体になれるように考えた。
L型になってるプランは公私を分けているが、それぞれは中庭に面している。

011園部のいえ

■ 日々の生活を楽しく

□設計から引越しまでの記録


 

  • 所在地:和歌山市
  • 敷地面積:308.72㎡(93.39坪)
  • 延床面積:62.11㎡(18.79坪)
  • 構造規模:木造平屋建て
  • 工事費:約1300万円
  • 竣工:2008/7
  • 施工:株式会社 東工務店

 

30歳代のお二人とワンちゃんの暮らす家。
広い敷地を活かし、毎日の生活を楽しむことを想像しながら計画しました。敷地の一部で家庭菜園をしたいとの要望から、外部と内部の間に中間領域を配置、相互のつながりを形成しています。また建物内にも土間をつくり、外部を内部に取り込む昔ながらの手法で、スローで楽しい生活を提供してくれます。
外部は、周辺環境に配慮して高さを低く抑え、無彩色で統一することで、ソリッドでシンプルなボックスをイメージしています。内部は18坪と小さいながらもシンプルにまとめ、一室一体空間にすることによって、広がりの空間を演出しています。中央にある「入れ子」はプライベートな水廻りで寝室と居間との間仕切役を果たしています。