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和歌山市の東部の自然豊かな敷地.最初にこの場で
思いついたのは自然の中に建つ建物の周辺との関連性.
都市の真ん中に建つ住宅の場合,いつもは「どうすれば
光が採れるか」とか,「どうすれば内と外との関係性を
保てるのか」「どこに開くのか」と考えるところだが,ここの
場合は違う.明らかに自然と共存している.いつもどおりの
手法で計画を進めたが,どうもしっくりこない.
そこで,あえて建物内部と外部(自然)との分断を図った.
外に向かって開かれるのではなく,逆に外を受けるように
内に開く計画.この計画を実現するにはとても勇気が必要
だったが,周辺環境に案外馴染めてうまくいったように思う.
実際,建築主には外壁の「黒」を含めて,受け入れられたようだ. |
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